2.2.13

nn本の直線を引いたときの領域の数をS(n)S(n)で表し、小さいnnについて試してみると以下のようになる。

nn 0 1 2 3 4 5 \cdots
S(n)S(n) 1 2 4 7 11 16 \cdots

差を取るとnnずつ増えているので漸化式はS(n+1)=S(n)+nS(n+1) = S(n) + nと表せる、つまり S(n)=n(n+1)2+1S(n) = \frac{n(n+1)}{2} + 1と予想がつくのでそれを示す。

今、平面にnn本の直線があり平面がS(n)S(n)個の領域に分割されているとする。 ここに1本新たに直線を追加することを考える。この追加した直線はいずれの直線とも平行でなく、また3点で交わることはないのでnn本の直線とちょうど1回ずつ交差する。

図のように今追加する直線をln+1l_{n+1}とし、適当にln+1l_{n+1}に向きをつけてもともと平面にあった直線を交わる順にl1,l2,,lnl_1,l_2,\ldots,l_nとしよう。 このとき、もともとどのように直線が交わっていたかに関係なく追加した直線は領域をnn個増やす。 なぜなら両端以外ではli,li+1l_i,l_{i+1}と交わることでその2本の直線で交わっていた領域は2つに分断される。 また両端では片側が直線でもう片側が開いているだけなので、やはり同じようにもとの領域は2つに分断される。 よってnn本の直線と交わることで領域がちょうどnn個増えるのでS(n+1)=S(n)+nS(n+1)=S(n)+nが成り立つ。

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