2.3.12
(a)
3が有理数とする。すなわちある互いに素な自然数a,bを用いて
3=abと表せる。
両辺を2乗して3a2=b2である。左辺は3で割り切れるので右辺も3で割りきれて
3∣b2である。
また3∤bならば3∤b2である(3で割った余りをすべて試せば分かる)。
従って対偶を取ると3∣bであり、9∣b2である。
そこでb=3b′を代入するとa2=3b′2となり、
同じ議論により3∣aとなるが、これはa,bが互いに素であることに矛盾する。
(b)
6が有理数とする。すなわちある互いに素な自然数a,bを用いて
6=abと表せる。
両辺を2乗して6a2=b2である。左辺は3で割り切れるので右辺も6で割りきれて
6∣b2である。
また6∤bならば6∤b2である(6で割った余りをすべて試せば分かる)。
従って対偶を取ると6∣bであり、36∣b2である。
そこでb=6b′を代入するとa2=6b′2となり、
同じ議論により6∣aとなるが、これはa,bが互いに素であることに矛盾する。
(c)
49が有理数とする。すなわちある互いに素な自然数a,bを用いて
49=abと表せる。
両辺を2乗して492a2=b2である。左辺は49で割り切れるので右辺も49で割りきれて
49∣b2である。
また49∤bならば49∤b2である(49で割った余りをすべて試せば分かる)。 ... (*)
(*)で破綻する。49∤bであっても49∤b2とは限らない。実際
bmod49=7のときb2mod49=0である。