2.2.29

n,S(n)n,S(n)を表にすると次のようになる。

nn 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17
S(n)S(n) 0 0 1 2 0 1 2 3 4 0 1 2 3 4 5 6 0 1

明らかにS(n2)=0S(n^2) = 0なのでA=n2A=n^2のとき定数列になる。 一方、この表を見るとn=k2n=k^2の形で表せないときはn+S(n)n + S(n)もまたk2k^2の形で表せない。

これを一般化してnnが平方数でないとき、つまりn=k2+m(0<m<2k+1)n = k^2 + m (0 < m < 2k+1)のときn+S(n)n + S(n)も平方数でないことを示せないか試してみる。 もしこれが成り立てば定数列になるのはA=n2A = n^2に限る事がわかる(a0a_0が平方数でなければa1a_1は平方数にならず、同様にa2,a3.a_2,a_3.\ldotsも平方数とならないため)。

背理法を用いる。すなわちあるd>0d>0を用いてn+S(n)=(k+d)2n+S(n) = (k+d)^2と平方数で表せると仮定する。 S(n)=nk2=mS(n) = n - k^2 = mであるからn+S(n)=n+m=k2+2mn+S(n) = n + m = k^2+2mである。 従ってk2+2m=(k+d)2k^2+2m = (k+d)^2となり整理すると2m=2kd+d22m = 2kd + d^2を得る。 左辺が偶数なのでd2d^2も偶数、つまりd=2d(d>0)d = 2d' (d'>0)である。 代入すると不等式m=2kd+2d=2d(k+1)>2(k+1)=2k+2m = 2kd' + 2d' = 2d'(k+1) > 2(k+1) = 2k+2が得られる。 しかしこれはm<2k+1m < 2k+1に矛盾する。故にn+S(n)n+S(n)は平方数でない。

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